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たった一度の人生

- 2001年3月18日 -

 村仲俊朗 師

ルカの福音書13:6-9

いつまで待っても、いちじくの木に実がならないのを見た主人は「これを切り倒してしまいなさい。」と番人に命じます。
私たちの人生、日々の歩みでも、願いが実現しない、実りがない、と愚痴をこぼしたり、落ち込んでしまう事が多いのではないでしょうか。下を向いていてはいけません。聖書は「イエスから目を離さないでいなさい。」(ヘブル12:2)と言っています。そうです。イエス様を見上げましょう。

クリスチャン生活・信仰生活が実を結ばないのをご覧になった主人、主なる神様は、私たちを「切り倒してしまいなさい。」とおっしゃるでしょうか。決してそんな事はありません。私たちの天のお父様は忍耐深いお方です(2ペテロ3:9)。神様の愛は「すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。」(1コリント13:7)この「がまん」は失敗や欠点をさらけ出して非難するのではなく、覆ってあげるという意味です。そして消極的な意味で「耐え忍ぶ」のではありません。それは現状を克服し、事態を変えるのです。そしてぶどう園の番人、イエス様は今もとりなしていて下さるのです(ヘブル7:25)。

イエス様は私たちの全ての失敗、罪、病を全て背負って十字架にかかって下さいました。イエス様のこの恵みによって私たちは永遠のいのちを頂いて、今日も生かされているのです。では「ああそれなら、私はこのままでいいんだ。今のまま罪や失敗の連続でもいいんだ。」となるのでしょうか。十字架を見上げる時、とても「このままでいい」とは言えないはずです。アリマタヤのヨセフは、イエス様の十字架でのお姿を見るに忍びず、ピラトに願って、イエスのからだを取り降ろしました(ヨハネ19:38)。
彼のように十字架に駆け寄るのです。「イエス様がいつまでも十字架にかかっておられてはいけない!」すると、もっとイエス様、神様に喜ばれる歩みをしたいと熱い思いが湧き上がってくるはずです。

その時、私たちは自分の足りなさに気付きます。しかし神様はちゃんと奥の手を用意していらっしゃいます。もちろんそれは聖霊様です。聖霊様の注ぎを受けると、赦しと愛の力が与えられて、私たちの人生に主の栄光が現れるようになるのです。イエス様はおっしゃいました。
「天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。」(ルカ11:13)
「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」(使徒1:8)

みことばの約束に従って大胆に求めましょう。イエス様の前に姦淫を冒した女が連れて来られた時、「イエスは身をかがめて、指で地面に書いておられた」とあります。そうすることでイエス様は律法学者とパリサイ人の視線を、女から御自分へ移されました(ヨハネ8:3〜11)。

ひとや自分をさばくのではなく、背後におられ、私たちを愛しておられるるイエス様へと、私たちも方向転換が必要です。新約聖書の「悔い改める」、ギリシャ語で「メタノエオー」は正に「心の思いを変える」という意味なのです。悔い改めへの思いを与えられたら躊躇することなく、主に告白しましょう。「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」(1ヨハネ1:9) ひとを批判したり、現状につぶやくのをやめて、どんな時も感謝と賛美を捧げ、肯定的な告白をしましょう。「人はその口の実によって良いものに満ち足りる。」(箴言12:14)
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(1テサロニケ5:16〜18)これこそ祝福の即効薬です。これまで自分は人生の貴重な時間を無駄遣いしてしまった、もう取り返しがつかない、と嘆く人にも神様はこうおっしゃいます「いなご、ばった、食い荒らすいなご、かみつくいなご、わたしがあなたがたの間に送った大軍勢が、食い尽くした年々を、わたしはあなたがたに償おう。」(ヨエル2:25)私たちの人生はたった一度きりです。

神様の祝福の中に歩めば悔いが残るはずがありません。忍耐と方向転換を心がけて下さい。あなたの人生にも必ず大変革がやってきます。愛して下さる主イエス様、傷ついたり幻滅したりの毎日です。でも、さばきやつぶやきを、ひとも自分も愛して、忍耐する思いに変えて下さい。あなたの十字架を見上げて日々悔い改めることができますように。弱い私たちを、聖霊様助けて下さい。イエス様の御名でお願いします。アーメン。

 

2001/03/21更新

 

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