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神はそのひとり子を

- 2002年9月22日 -

 トレバー・ヤスクレー師

ヨハネ3:16

  私には、心から主を愛し、とても伝道熱心な次男がいたのですが、酔っ払い運転による事故に巻き込まれて、亡くなってしまいました。この悲劇的な出来事を通して、ひとり子イエス様を私たちに賜った父なる神様のお気持ちについて、あらためて教えられました。
  次男が召されてしばらくしてから、私は静かで物音一つしない朝早く、自宅近くの海岸を歩いていました。海を見ていると、水上スキーが大好きだった息子を失ったつらさと痛みで涙が止まらなくなってしまいました。「主よ、もう私は耐えられません。どうしたら良いのかわかりません。」そう訴えると、神様が語りかけて下さいました。「あなたは息子との交わりがないとたまらなくなるでしょう。私もあなたと交われないとつらいことがわかりましたか?ただ関わりがあるという関係ではなく、深い交わりがある時、私があなたを満たすのです。」

  ヨハネの福音書3章16節は、単純でわかりやすいけれども、とても深い意味を含んだみことばです。神様は愛に溢れたお方です。ハドソン・テーラーやマザー・テレサのように、自分の生涯を神と人に捧げた人を私たちは知っていますが、彼らの愛をもってしても、比べようのない愛、無制限・無条件の愛なのです。それは、ちょうど、滝か土砂降りの大雨のように降り注がれています。その真っ只中に入ったら、全身びしょ濡れになって乾いたところが全くなくなってしまいます。それ程までに私たちをつかんで離さないのがアガペーの愛です。
  「神は、・・・世を愛された。」この「世」は、全世界の全ての人を表しています。誰でも招かれていますし、主のもとに来る人が拒まれることはありません。遠慮なく神様の元に来て、「はい、主よ。」と「御子を信じる」だけで良いのです。「実に、そのひとり子をお与えになった」神様は、その御子の命と引き替えに私たちを御元に引き寄せて下さっています。そして私たちがどのように応答するかを見守っておられます。
  この世界をお造りになった創造主、全能なる神様の前では、いかに大きな問題もちっぽけなものに過ぎません。そして、その神様の限りない愛は、人生における、いかに些細な事にも関わらずにはいられないのです。神様御自身は私たちといつも共におられ、私たちを通して、その偉大な御力を現されます。何者でもない私たちと神様が一つになると、どんなに難しいことでもできるし、克服できない問題はありません。かつてダビデは「神が私の味方であることを私は知っています。」(詩篇56:9)と宣言し、パウロも「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。」(ローマ8:31)と言いました。「確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。」(2コリント6:2)今まさに、主御自身が立ち上がって働いておられるのです。

  御子イエス・キリストのかけがえのない命で私たちが贖われ、「永遠のいのちを持つ」ようになったことは、私たちに与えられた最高の贈り物です。「永遠のいのち」に比べると、この世の何物も、所詮空しく、色あせていくのです。世の人たちは、究極に達するのには、たくさんの道があり、どれでも同じだと言っています。しかし、聖書には「人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。」とあります(箴言14:12)。イエス様は、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」とおっしゃいました(ヨハネ14:6)。「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」(使徒4:12)
  「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです。」(ヘブル13:8)目の前の問題ではなく、主のほうへ180度向き直って下さい。みことばに耳を傾け、人生の全てをイエス様に明け渡して、神の御手の中で歩んで下さい。もはや、「わたしは失われた羊のように迷い出ました。」(詩篇119:105、口語訳)というのではありません。「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」(2コリント5:17)神様は、私たちを招いておられ、主の愛は私たちを追いかけて来るのです。


父なる神様、受けるのに全くふさわしくない、何の価値もない私たちを一方的に愛して、永遠のいのちを下さったことを感謝します。もっとあなたとの交わりを深めさせて下さい。あなたの愛に応えて歩む毎日でありますように。イエス様の御名によってお願いします。アーメン。

 2002年9月25日更新

 

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