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幸いなクリスチャン生活の秘訣

- 2002年12月15日 -

 水野 明廣 師

詩篇 25:1-3

   私たちが、幸いなクリスチャン信仰生活を送る秘訣、その第一は、どんな時、どんな場所でも、いつもいつまでも、主を仰ぎ見ることを習慣にすることです。目の前をチラチラするこの世のはかない物事ではなく、主にこそ目を向けましょう。詩篇の作者であるダビデは、失敗・絶望・孤独のただ中、身の置き所がない時でも主を仰ぎ見ていました。だからこそ、アマレク人に町を焼かれ、妻子たちを強奪されて、民が皆ダビデに責任を負わせて打ち殺そうとした時にも「しかし、ダビデは彼の神、主によって奮い立った」のです(1サムエル30:6)。ダビデはこの世の何物にも、誰にも頼ることをしませんでした。ただ主のみが彼の避けどころ、拠りどころでした。ですから、ダビデには主を仰ぎ見る習慣が身に付いていたのでしょう。

  しかし、動機が良くても、物事の進め方を誤ると、良い結果は生まれません。契約の箱をエルサレムに運び入れる時、牛車に載せてウザにこれを指揮させたところ、ウザは不敬の罪で主に打たれました(2サムエル6:1-8)。契約の箱はレビ人の肩で担がれなければならないのです(出エジプト37:3-5、申命記10:8)。また、ダビデは箱を安置した後、幕屋を建て、レビ人に朝夕主をほめたたえさせましたが(1歴代誌23章)大きな戦いの数々で多くの血を流したため、神殿建築は息子ソロモンに委ねられたのです(1歴代誌22:8-10)。私たちは自分自身をどうすることもできません。状況・環境や物質的なものでは満たされず、満たされないとつぶやきが出ます。つぶやきの象徴は蛇です。モーセが青銅の燃える蛇を旗ざおにつけて「すると、主はモーセに仰せられた。『あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上につけよ。すべてかまれた者は、それを仰ぎ見れば、生きる。』モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。もし蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生きた。」(民数記21:8-9)青銅の蛇は十字架のイエス様のひな型です。主を仰ぎ、聖霊様に変革して頂きましょう。

  詩篇56篇は「ペリシテ人が、ガテでダビデを捕えたときに」作られた詩篇でした。ダビデは3節で「恐れのある日に、私は、あなたに信頼します。」とうたいました。平穏な日々、喜びや楽しみの中で「主に信頼する」ことは簡単です。しかし、悩み・苦しみ・痛みのどん底にあっても、否、そんな時だからこそ、どんな環境の中でも、主に信頼しましょう。そして心に思うだけでなく、口で告白もしましょう。信仰の告白は重要です。「わが神。私は、あなたに信頼いたします。どうか私が恥を見ないようにしてください。私の敵が私に勝ち誇らないようにしてください。」(詩篇25:1-2)
  「まことに、あなたを待ち望む者はだれも恥を見ません。」(詩篇25:3)ダビデは「切なる思いで主を待ち望んだ」(詩篇40:1)のです。私たちはどうしても焦り、苛立って性急になりがちですが、主が介入して下さるまで、自分に「待ち望め。主を。雄々しくあれ。心を強くせよ。待ち望め。主を。」(詩篇27:14)と言い聞かせて、あくまでも主を待ち望むことが大切です。

  待ちきれないで自分勝手に事を運んで失敗した例を聖書に見ることができます。アブラハムは主のおことばの成就を待ちきれず、女奴隷ハガルのところにはいってイシュマエルをもうけましたが(創世記16章)、彼の子孫はパレスチナ人となり、後にサラから産まれたイサクの子孫であるイスラエル人との間の争いは今も止むことがありません。サウルはサムエルが来るのを待ちきれなくて全焼のいけにえを捧げたために、結局イスラエルに彼の王国は確立しませんでした(1サムエル13章)。「悪を行なう者は断ち切られる。しかし主を待ち望む者、彼らは地を受け継ごう。」(詩篇37:9)「主はあなたがたに恵もうと待っておられ、あなたがたをあわれもうと立ち上がられる。」(イザヤ30:18)「若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。(イザヤ40:30〜31)「地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。」(イザヤ45:22)みことばの約束をしっかり握って主を待ち望みましょう。

  「しかし、私自身は絶えずあなたを待ち望み、いよいよ切に、あなたを賛美しましょう。」(詩篇71:14)敵に追い込まれて逆境の中にいる時に主を賛美するのです。賛美には力があり、解放があり、勝利があります。しかし、ひとの思い、肉の力では限界があります。そんな時こそ助け主聖霊様に拠り頼んで、霊とたましいを奮い立たせて主を賛美しましょう。


  愛して下さるイエス様、あなたを仰ぎ見ます。いつもどんな時でもあなたに信頼します。あなたが私たちにとって唯一の拠り所、私たちの砦です。あなたを待ち望む信仰の姿勢がとれますように、聖霊様が助けて下さい。絶えずくちびるの果実、賛美のいけにえをあなたに捧げる毎日の歩みでありますように。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。

 2002年12月18日更新

 

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