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「昔からのあなたの奇しいわざを」

- 2005年7月17日 -

大矢 頭 師             
 
詩篇77:1-20

 私たちは現在を生きていますが、いつも先にあるものに向かって進んでいます。神様は先にあるものを実際に得ることができるように私たちを召してくださいました。私達は神様からの啓示によって先にあるものを受け取ることができます。私たちの信仰は神様の啓示によて確立されていくのです。
 しかし、人間は過去の積み重ねによって形成され、現在を生きているのも事実です。詩篇77編に登場するアサフはダビデ直属の預言者で、神を賛美することが彼の仕事でした。
彼の賛美は神の啓示によって与えられた預言的な賛美でした。主を誉め称えることは彼の喜びだったと思われます。しかし彼の現状は大変な苦難の中にあって、主に叫んでいました。苦しみ、悩みの暗闇の中で彼は、昔歌った自分の歌を思い出していました。大いなる主を褒め称えていたのに、今の自分の状態はどうなっているのだろうか。こんなはずではないのにという葛藤の中で、絶対変わることの無い神様に対して「私の弱いのは、いと高き方の右の手が変わったことによる。」とまで言っています。(参考 詩篇77:10)そんな絶望のどん底の中で彼が唯一できたことは神様がなされたことについて考えることでした。思いを自分から主に向けました。ここでアサフは大きく変化しています。アサフは信仰告白を始めています。神様がイスラエルの民をエジプトから導き出して、大いなる奇跡によって救われたことを思い出しました。そして出エジプト記にあるイスラエルの民が水の中を進んでいく様子を幻によって見たのです。そこでアサフが悟ったことは、神様は水面下で働いておられるということです。

●あなたの道は海の中にあり、あなたの小道は大水の中にありました。それで、あなたの足跡を見た者はありません。(詩篇 77:19)

 主が実際に働いておられるのは見えない領域だということです。たとえ祈ったこと、預言されたことが実現に向かっていないように思われても、主は霊的な領域で働いておられるのです。わたしたちは自分自身の現実に対して、死ななければならないこともあるのです。つまり、今までの自分の考え、思いが新しくされなければなりません。
イエス様が死んでよみがえられたのは、私たちの過去がリセットされ新しい生き方をするためです。詩篇22編でダビデはわずかの友と逃亡生活をしている時に、自分が大会衆の中で主を賛美するという新しい啓示を受け取りました。(参考 詩篇22:25)私たちは過去から、そして現在の中に生きています。
しかし私たちの信仰生活は未来に向かっています。主が私たちに備えてくださっているものは、目が見たことのない、耳で聞いたことのない、心に思い浮かんだこともないものです。主が知識と啓示の霊を注いで下さって、新しい啓示の領域を体験することができますように祈ります。

2005年7月22日更新

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