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「今はどんな時代なんでしょう?」

- 2006年7月2日 -

スティーブンス・栄子 師

聖句:ルカ21:20-24

  20節〜21節、”エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、…そのとき、ユダヤにいる人々は逃げなさい。”…エルサレムは山ですので、ヨルダン川を渡ってギルアデの山かモアブの山に逃げます。66年〜70年に起こりましたユダの反乱の時の事ですが、ローマの軍隊がエルサレムを囲み、エルサレムから約2万人、他の所からは約8万人、約10万人の人達がギルアデの方へと逃げたという事です。この事は成就されました。

@24節、“人々は剣の刃で倒れ”…ヨセフスという歴史家によって書き残された「ユダヤ戦記」によると、この反乱の時に殺されたユダヤ人の数は9万人近いと書かれています。そして、十字架にかけられた人達があまりにも多くて、木が無くなったという事も書かれています。70年、73年にこの事は成就されています。

A“”捕虜となってあらゆる国に連れて行かれ”…ローマ軍に捕らえられて丈夫そうな者は奴隷として売られました。そのためにあらゆる国に連れて行かれることとなりました。このときから約1900年間、世界中を放浪する悲しい出来事が始まりました。奴隷市場で売られたのは約60万人といわれています。70年直後に奴隷の値段が暴落したそうです。

B“エルサレムは異邦人に踏み荒らされます。”…西暦70年にローマのものとなり、ビザンチン時代にキリスト教のものとなり、7世紀にはイスラム教のものとなりました。11世紀に十字軍のものとなり、14世紀に再びイスラム教のものとなり、1991年にキリスト教国のイギリスのものとなりました。

“異邦人の時が終わるまで、…”とあります。これには期限があるということです。いつまでも続くものではありません。この事は成就されたのでしょうか?学者達の中には、成就されたと言う人達と、成就されていないと言う人達とがいます。私はどちらも正しいと思うんです。異邦人の時が終わったらエルサレムは再びユダヤ人のものになる。という事は、ご再臨になる前の事という考えで、もう一方の学者達は、1961年にユダヤ人が約1900年ぶりにエルサレムを治めるようになったため、この時から異邦人の終わる時代に入ったという考え。

異邦人の時が終わってイスラエルの時が始まります。それが千年王国です。全世界の人々が仮庵の祭りのためにエルサレムに上ってきます。イスラエル中心でイエス様が支配される千年王国となります。今、ちょうど中間のところにきています。なぜでしょうか?それは、イスラエルの民がこの日のために用意され、今、集められています。終わりの時が始まって、ここからまた新しいことが始まるというこういう時代に私たちは生かされているのです。

ユダヤ人には、ユダヤ人共同体(ユダヤ教のしきたりの中でユダヤ人として育っている人達)と迫害によって世界を放浪している時にユダヤ人の世界から出て異邦人のように生きてきた人達がいます。聖書を知らないユダヤ人もおります。ユダヤ人共同体の人達にとって新訳聖書は反ユダヤの本、悪魔の本という思いを植えつけられています。ところが、1967年を境目に沢山のユダヤ人に、イエス様が夢で幻で現われたという事が起こりました。なぜ自分に異邦人の神様が現われたのか知りたくて恐る恐る新訳聖書を手にし読み始めると、そこには系図が書かれています。“アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図”彼らは、これは悪魔の本ではない。ユダヤ人のために書かれた本だとわかるんです。そして劇的に救いを受け、ユダヤ人がユダヤ人を伝道する時代に入っています。異邦人の終わりの時とオーバーラップしているところです。

イスラエルには約600万人の人たちが住んでいます。約140か国から集められています。世界の四隅から集められています。イザヤ1:12に書かれていることは現在起こっている事です。 6節、7節は千年王国の出来事についてです。イザヤ1:10にある”その日”は千年王国になってからの日です。11節に、”その日、主は再び御手を伸ばし、ご自分の民の残りを買い取られる。…”とあります。再び、民が世界の四隅から集められます。それはいつになってからでしょうか?千年王国になってからという事です。ユダヤ人は世界にどれくらいの人達がいるんでしょう?アメリカだけで約600万人といわれています。神様は再びイスラエルの民を元の地に戻されるのですが、それが終わらない内に神の御国の到来となっています。ご再臨となるのです。

皆様、エルサレムの平和のために祈るとはどういうことでしょうか?エルサレムの平和のために祈るものは栄えるという約束があります。エルサレムはヘブル語でエルシュライームと発音します。語尾のイームは複数を意味しています。おそらく世界中の都市の名前で複数を表す名前はエルサレムだけだと思います。もう一つはどこにありますか?天にあります。エルサレムの平和のために祈るとは何ですか?天のエルサレムと地のエルサレムが平和になる時、神の国の到来です。天のエルサレムから平和の君が地のエルサレムに到着されるのがご再臨です。マタイ23章では、イエス様はパリサイ人を怒りのろっておられます。(13節)パリサイ人はイスラエルの民の牧者という存在。彼らがメシヤについて教えていました。神の国の到来を不可能にしたのは彼らだった。御国の扉の鍵を持っていて、自分も入らず、入ろうとしようとしている人々も入らせないようにした。パリサイ人は未だに残っています。最後、イスラエルの民を一つにする。先祖の咎の赦しを受けなければならない。悔い改め、もう一度来てくださいと。(37節〜39節)39節にある「祝福あれ。主の御名によって来られる方に。」という言葉は、ユダヤ人のみが、メシヤを迎える時にだけ使う言葉なのです。この言葉をパリサイ人が言うときまでには再臨はありません。

ブリッジス・フォー・ピースは、いかにしてご再臨を早めようという事で働いています。イスラエルではイエス様を信じる人々がどんどんおこされてきているという素晴らしい出来事の反面、パリサイ人達が彼らを裏切り者と迫害をしています。しかしこれまで、いつも反ユダヤ主義の的になってきたのはパリサイ人達でした。キリスト教に対しての憎しみが大きいです。私達は、鍵となる人達の心を癒し、イエス様の事を見直してもらい、天のエルサレムと地のエルサレムが一つとなる時を早めます。

2006年7月7日更新

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