トップページへ神の家族キリスト教会

 

「神の国と恵み」

- 2006年8月20日 -

禹浩鉉牧師

聖句:ローマ14:17-19 

 ローマ書を学ぶと、私たち人間がいかに弱く、罪深いものであるか、だからこそ神の恵みがいかに大きいかが分かります。私たちは、ただ恵みによって救われました。誰ひとり自分の力で救われた人はいません。にもかかわらずクリスチャンになると、とたんに律法的な生き方にこだわって本当に大切なことを忘れてしまいがちです。イエス様は「外側から人に入って、人を汚すことのできるものは何もありません。人から出て来るものが人を汚すものなのです。」と言われました。(参考 マルコ7:15)神は心を見られる方です。それなのに私たちは外見的なことや表面的なことにこだわり、クリスチャンはこうあるべきだと、クリスチャン生活を型にはめ込もうとして、自分も他の人も窮屈にしてしまうのです。クリスチャンの仮面をかぶった型だけのクリスチャン生活はやめましょう。私たちには律法を守る力はありません。善を行いたくても、善を行う力のない、本当に惨めな人間です。
しかし恵みによって救われた私たちはイエスキリストの血で覆われているので、神の目には罪のない者です。恵みによって与えられた義を自分の力で保つことはできません。自分が罪人だということ、そして自分の力では正しく生きることなどできないことを認めましょう。私たちは聖霊様に助けていただかなければ何もできません。型にはまったクリスチャン生活や、奉仕に自分を置くと、聖霊様の働きをキャッチすることができません。聖霊様に導かれる人は自由です。真理は私たちを自由にします。(参考 ヨハネ8:32)しかし、クリスチャンになってかえって不自由な生き方をしている人が多いのです。私たちのうちに聖霊様がおられるので何も恐れる必要はありません。食べるか、食べないかが問題ではなく、そんなことにこだわって裁きあうのが問題です。(参考 ローマ 14:1-3)私たちは愛し合い、支え合い、互いの徳を立て上げるべきです。お互い愛し合う交わりの中で、共に成長していくのです。しかし、その愛も自分の中には宿っていません。だから聖霊様が必要なのです。

●そういうわけですから、私たちは、平和に役立つことと、お互いの霊的成長に役立つこととを追い求めましょう。(ローマ 14:19)

私たちはそれぞれ弱さを持っています。自分の力で打ち勝つことはできません。聖霊様により頼みましょう。そしてお互いに祈り合うことで誘惑からも守られるのです。聖霊様に満たされなければ本当の生きた信仰の歩みはできません。伝道も私たちのうちに聖霊様からの愛がなければできません。罪を暴くことでなく、神の愛を伝えるのが伝道です。イエス様は「伝道しなさい。」とは言われませんでした。「福音を伝えなさい」と言われたのです。福音とは良い知らせです。私たちは律法を伝えてはいないでしょうか。最も大切なことは神の愛を知ってもらうことです。私たちはイエス・キリストを信じて自由にされた人です。しかしまだ、私たちの思いが縛られていないでしょうか。イエス様はもっと私たちを自由にしたいのです。律法的な生き方から解放され、御霊に導かれる歩みが自分を生かし、他の人を生かすことができるのです。人を裁いたり、自分の弱さを責めたりしても何も良いものは生まれません。それなら、弱いからこそ聖霊様の助けを求めましょう。自分の力ではできなくとも、聖霊様の助けによって私たちは罪と悪に勝利できます。私にはできないことを聖霊様がしてくださいます。聖霊様と共に歩むとき、私たちはもっと自由になり、また人々にその恵みを流していくことができるのです。

2006年8月22日更新

先頭へ

戻る