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「父なる神の素晴らしさと麗しさを見つめましょう」

- 2009年6月21日 -

講師:水野 明廣 牧師
聖書箇所  ヨハネ10:30、エレミヤ31:3

 子供が健康に育つためには、親の愛情を充分に受けるということが非常に重要だといわれています。親の愛情を充分に受けることがなかった子供たちは、大人になってもその影響を引きずってしまいます。それが人間関係や様々な問題の原因となっていることが多いのです。今日は父の日ですが今の時代、愛情表現がうまくできない父親が増えていて、“おとうさん”という言葉さえもあまり良いイメージをもたれなくなってしまっています。

 しかし聖書は“あなたの父と母を敬え”と命じています。私たちが親を敬うためには、まず父なる神様を知り、その方の素晴らしさを味わうことが重要です。私たちが神様の愛を頭で、知性的、理性的に知っているというのと、本当にに心から体験的に知っているというのとでは大きな差があります。私たちが本当に神様の愛を知っているかどうかは、自分の家族や周りの人々に対してその愛を表しているかどうかでわかると思います。私たちは、神様から受けた愛を自分の身近なところで流しているでしょうか・・・?現実には、私たちが親から受けるものは良いものばかりではありません。それはこの世の中には悪い霊が働いているからです。悪い親でも自分の子には良いものを与えたいと思いますが、それさえも難しいことが多いのです。

 クリスチャンの中にも、親から虐待されたという悲しい経験を持つ人があります。しかし、その人が神様の愛を頭で知っているというところから進んで、聖霊様によって、自分は神様に愛されているということをもう一度発見することができた時、その方の人生が変わります。聖霊様は渇いた魂に格別に働いてくださいます。

 ダビデは神様から「わたしの心にかなう者」と言われました。神様はすべての人を愛しておられますが、神様に夢中になる人をとても喜ばれるようです。ダビデの生い立ちはあまり幸せとはいえなかったようです。

●しかし、あなたは私を母の胎から取り出した方。母の乳房に拠り頼ませた方。生まれる前から、私はあなたに、ゆだねられました。母の胎内にいた時から、あなたは私の神です。(詩篇22:9-10)

●それはあなたが私の内臓を造り、母の胎のうちで私を組み立てられたからです。私は感謝します。あなたは私に、奇しいことをなさって恐ろ
しいほどです。私のたましいは、それをよく知っています。(詩篇139:13-14)

 ダビデは「私の父、私の母それはあなたです。」と神様に告白しています。クリスチャンの本質は天と地を創造した父なる神様の子供だということです。父なる神様はどんなお方でしょうか?一言で言うならイエス様です。イエス様は見えない神のかたちであり(コロサイ1:15)、また神の本質の完全な現われです(ヘブル1:3)。

 イエス様は「わたしと父とはひとつです。」と言われました(ヨハネ10:30)。イエス様を知ることは神様を知ることであり、イエス様と交わることは神様と交わることです。私たちが生活の心配や責任をイエス様に委ねず、自分ひとりで負い続ければ疲れてしまいます。そんな私たちにイエス様はいつも語りかけてくださいます。「わたしのもとに来なさい。わたしが助けてあげよう。」「わたしが共にいるから大丈夫だよ。」と優しく励まして下さいます。安全、安心は神様から愛されているというところから始まります。

●わが神よ。私を悪者の手から助け出してください。不正をする者や残虐な者の手からも。神なる主よ。あなたは、私の若いころからの私の望み、私の信頼の的です。私は生まれたときから、あなたにいだかれています。あなたは私を母の胎から取り上げた方。私はいつもあなたを賛美しています。(詩篇71:4-6)

 肉の親から愛情を持って抱かれた思い出がなくても、私たちは生まれたときから神様に抱かれてきました。神様は私たちを愛し続け、どんなときも私たちの味方となってくださり、守ってくださいます。この神様の愛を本当に知ることができますように。神様の愛を味わった人は何かが違います。その言葉や振る舞い、表情までも違ってきます。神様が私たちを造られた目的は私たちに働いてほしいからではありません。愛する対象として造られました。神様は私たちと愛の交わりをしたいのです。人間が創造された後、最初の日は安息の日です。(参 創世記2:2-3)

 主の安息と喜びの中から礼拝が始まり、全ての働き、奉仕が始まるのです。クリスチャンライフとは父なる神様の愛を知り、この方との交わりを楽しむ生き方だと思います。

 主を求める人、主に渇いている人には聖霊様が働いて主の素晴らしさ麗しさを体験させてくださいます。主を慕い求めましょう。聖霊様を求めましょう。自分の過去、現状を悲観ばかりしていないで、主に叫んでください。最後に、あなたのお父さんを尊敬してください。どんな父親であってもです。こんな世の中です、お父さんも傷ついています。弱さもあります。批判したり責めたりばかりしないでお父さんの立場も理解し、赦し愛してください。私たちのために、ひとり子の命さえも惜しまずに十字架に捧げられた神の愛を全ての人が知ることができますようにと祈ります。 

 2009年6月28日更新

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