Toshi、人生2度目のスキーをする
 
 夢にまで見たカナダのスキー場。思えば、生まれて初めてスキー板を足につけたのが2年前、日本は岐阜の誕生したばかりのスキー場。その時の印象、スキー靴の不自由なこと、まるでロボコップになったような歩み。そして肝心のスキーはというと、これが面白い。

 南国(鹿児島)育ちでウインタースポーツはまるで駄目の私、スケートは我が娘に「とーさん、こっち、よち!よち!」と手を引いてもらいながらも、派手に転がるので、ついには娘にも見放される始末。スケートだと自力で1mも進めない。

 しかし、スキーとなると、これが全く違う。進める! 感激、進める・・・しかし、曲がれない、止まれない! 歓声を発しつつ、雪の壁に激突。この快感、やみつきになった。あのスピード感、そして雪の壁の中あの心地よい孤独感と静寂、水気を含んだ雪の美味しさ! 失敗による恥ずかしさのために穴があったら入りたいと思わなくても自分からずぼっ!と入っていく、このおぜん立てのよいこと。スキー大好き人間になった。

 そして今回、念願のサンシャインスキー場、これも初めてのリフト。降りる時、絶対に絶対に転んだりするようなブザマな醜態は見せられない、と思えば思うほど、全身に力が入る。やっぱり派手に転んだ。若い係員に親切に起こされる。この時ほど、スキーにも背中あたりにでっかい初心者マークがあればなあと真面目に考えたことはなかった。

 そして、初滑り。ちょっと待てよ!ここには、あの愛すべき雪の壁がない・・・! 性格の良い私のスキーは、聖書の命令通りに右にも左にも曲がらず、おまけに止まりもしない。前方には立ち木、幼き日からの想い出が走馬灯のように流れ出てくる。いやっ、まだ早イッ、ドタ〜ン!、また派手に倒れる。しかしその時のパウダースノーの柔らかく、美味かったこと!!

 ますますスキーにはまってゆく、カナダ生活5ヶ月目に入る万年青年牧師でした。

・・・参考になってしまう聖書の一言・・・
「ただ強く、雄々しくあって、わたしのしもべモーセがあなたに命じたすべての律法を守り、行え。これを離れて右にも左にもそれてはならない。それは、あなたが行く所ではどこででも、あなたが栄えるためである。」(旧約聖書 ヨシュア記 1章7節)

 
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