Toshiさん、ウマれて初めての乗馬!」
 
 カナダに来たからにはとことん経験してやろうと、ゲストの接待という良きチャンスに、長年の夢、何と、乗馬に挑戦。

 「とし牧師、馬、好きですか?」の質問に、「どちらかというと、牛の方が。」と、食べるための思考回路が常に優先する私は、「いや、乗馬ですよ!」の呼び掛けに、恥じ入りながらも、有頂天になりそうな気持ちを抑えるのに必死になっていた。
頭の中には、大草原を疾走する自分の姿が交錯する。
映画好きの私の脳裏には、おこがましくも、R・レッドフォードや、J・ウェインの勇姿と自分がだぶって映ってくる。

 待ちに待った馬とのご対面、茶色系統の品のいい馬・・・・イメージにぴったり。さっそうと乗ろうとする。
思った以上に高い。しかし、ここで恐れてはいけない。経験者から、「馬は頭が良く、乗る人を見分けて、馬鹿にしたりもするから、決してスキを見せないように!」とのアドバイスを受けていたので、思いがけない高所に戸惑いながらも、馬に悟られないようにして体制を整えながら、係りの方の説明に聞き入る。

 指導員の後に従って歩み始める。その第一歩に、味わったことのない感動が付いて来る。そして、手綱を右に引くと、馬は右に。何と従順な生き物なんだろう。瞬間的に、自分の奥さんと比較してしまって、騎乗での深い悔い改めに迫られる自分に気づいてしまう。

 とにかく、今日は楽しもう、と思いを乗馬に集中する。やがて緊張感もとれて、周りの景色も楽しめるようになった。馬が少し速くランニングし始めたところで気分は最高潮になった。

 読者のみなさん、今回はすべて順調で、ご期待の失敗談もなく、残念でした。
今、カナダと馬が最高に好きになってしまった、赴任9ヶ月目のToshi牧師でした。

・・・聖書の中の参考になる一言・・・

「馬を御するために、くつわをその口にかけると、馬のからだ全体を引き回すことができます。」
(新約聖書 ヤコブ 3章3節)

 
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