中年剣士Toshiの巻!」
 
 本日は母の日、待ちに待った野外バーベキュー礼拝。野外ともなると、誰もが気になるお天気。何日も前から、週間天気予報に釘付け。この時ばかりは、TVの予報番組の英語も母国語のように聞き取れるから不思議。いつにない集中力で画面の天気図に全神経を集中。なんと、予報ではかなり高い確率で雨模様。

「おぉ!神よ見捨てたもうたか!?」でも、誰からか、「天気予報と宝くじは外れるもの」との朗報を聞いた覚えがある。幸い、日本からも仲間の牧師さんたちが来ている。大きな味方。

「バーベキュー会を邪魔するニクき雨よ、降るな!」

その朝は、見事な快晴。勝利の朝であった。

 外で頂くバーベキューの超美味なこと。エルクが匂いをかぎつけて寄って来るんではないかと心配したが、エルクよりもたくましいお姉さんばかり(?)で、エルクも遠慮して顔を見せてくれなかった。

 そして、恒例の記念写真。見事に撮れた写真は、今、教会のホームページに載っている。実は、写真ではわからないが、実は、私の眉間には、赤い血潮とともにその日刻まれた名誉の傷跡が残っていたのでありました。

  その事件はこうして起こったのです。

 朝8時半、皆が来る前に薪でも割っておこうと、素晴らしい仕える賜物を発揮したToshi、借り物の斧を大上段に振り構えたっ。一刀のもとに、「スパンッ〜」、薪はかっこよくきれいに真っ二つに割れた。「やっぱ、腕は衰えておらんわッ」、思い出すねぇ、学生時代、剣道部の現役時代、それによく読んだ漫画『ムサシの剣』。調子に乗って、バッシ、バッシ、にっくき薪をぶった切ってゆく中年ムサシ。

 と、そのとき、雑念が頭をよぎってしまった。どうでもよいことなのに、「焼肉のタレは、照り焼きか?しょうゆ味か?」

 その瞬間、手元が狂った。薪の中心をわずかに外れてしまった。薪の半切れが、まるで佐々木小次郎の剣、別名「物干し竿」のごとく私の額に直撃しそうになる。しかし、そこは、元剣道の鬼、サッと面打ちをかわす。かろうじて、かすり傷。ちっとも痛くはなかったが、眉間から少々血が流れてきた。現場に次々に来る人から質問責め。

 「ど、どうしたんですか?」「いやぁ、なんでもないっすよ」。皆のために熊と格闘して受けた傷ならかっこいいのだが・・・。

あぁ、どんなにあがいても、3枚目にしかなれないToshi牧師。

 でも、こんな素晴らしい所にいるのだから、失敗にめげず、これから最高の季節になるこのとき、乗馬でも、テニスでも、ゴルフでも何でも挑戦してみようと張り切っている“とし”を感じさせないカナダ大好き人間です。

・・・聖書の中の、今度も参考になってしまう一言・・・

 「まっすぐに歩む者の歩みは安全である。しかし自分の道を曲げる者は思い知らされる。」
(旧約聖書 箴言10:9)

 

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